失敗メモ(2)

ビデオ2190号で、訳語決定のプロセスに関する記事についてご指摘を頂いた。

抜けていたこと:訳語の正誤を考える前に、該当する単語について、その意味(=実際の事象との関連性)を考える作業。

誤訳かな?と思ったら、多面的に考える。安易に結論付けをしない。


  1. 原文の英語が間違っているのか
  2. 訳語が異なっているのか
  3. 原文が同じスペルであって多義的であって、訳語が異なっているか
  4. 原文が同じスペルであって多義的であって、訳語が異なっていることが誤りであって、本来統一すべきなのか

単語の背景にある事象についての調査を、面倒臭いと思ってはいけない。特許明細書(原文・訳文)の記述を、上滑りして読んではいけない。

うーん、難しいな。まぁ、やるしかないけど。

【雑感】

今から十数年前、大学の指導教官に、この講座と似た勉強方法(論文を読みなさい、知識の幅を広げなさい)を、しつこく指導されたのを思い出した。非常に個性的な言動で、学内外の評判もあまり芳しくなかったが、指導者としては正しいことをいっていたのだろう。『大学の卒業研究&修士論文なんて、練習問題だと思いなさい。課題を立てて、調査方法を検討して、調査して、文章にまとめる。ぜんぶ、どこかで使うから。』というのも、間違ってはいない。

K教授の学部生指導方法

研究室に配属された学生に与えるもの:一篇の英語論文&リファレンスの見方・探し方、日本語の参考書籍数冊、『まぁやってみなさいよ。とりあえず、その論文を読んで理解しなさい。他の先生に質問に行くならおいで。紹介のメールは書いてあげるから。あと、月に一度、報告会やるからね。』のお言葉。

→ 私の場合、最寄りの商店まで数十キロというド田舎の研究所に、托卵に出された。

 

 

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