過去のトライアルを振り返る

誤訳の研究シリーズ(No.1119~)を一通り視聴したところで、講座受講を開始する約1年前に受験したトライアルの振り返りを全くしていなかったことを思い出した。特許翻訳どころか、翻訳全般の勉強をほとんどしていない状態で気軽に受験したため、提出した答案を見直すと、かなりひどい。翻訳会社の担当者に『余計な仕事を増やしてすいません』と謝るレベルだ。

課題になっていた特許明細書の対訳が公開になっているので、他の勉強と並行して振り返りをやろうと思う。

記憶をサルベージ


  • トライアルのスタイルについて

・共通課題と特許明細書課題の2種類について回答を提出する

・各課題に制限時間(標準回答時間)が設定されている

・A4で2ページほどのスタイルガイドがある

・特許明細書課題の項目:書類名、関連出願の相互参照、技術分野、背景技術、特許請求の範囲

  • 特許明細書課題の反省点と対策
      1. 定型的な訳文を当てはめることができる『関連出願の相互参照』について、対訳のストックを持っていなかったので、定型訳の検索および訳の作成に時間がかかった。
        対策:『関連出願の相互参照』について 定型訳のストックを30個作る(2月の目標に追加)
      2. 定冠詞”the”をほぼ全部、『前記』や『該』と訳した。
        対策:ビデオNo.1215、No.1319等を視聴&文法書を確認して、訳出すべき”the”か否かについて、判断できるようにする
      3. 答案作成の前に、特許庁DBの利用や、関連する特許明細書の検索をしなかった。
        対策:特許庁DBや対訳収集ソフトなどを使って、時間を測りながら調査をする。
      4. 装置間の接続関係を誤解したまま訳した
        対策:訳出の段階で、請求項に含まれる参照記号と、図面上の記号が一対一になるように、原文に印を付けながら読む。装置の全体像を把握してから訳出する。
      5. 前置詞の訳抜けがあった
        対策:誤訳の研究シリーズで紹介されていた方法(木製の定規を当てながら、自分に分かる校正記号を使って印をつける)や、当時は持っていなかったTradosを利用する

ついつい基礎勉強に意識が向いてしまうけれど(だって楽しいから)、本来の目的を忘れないようにしなくてはいけない。

その他
北国に住んでいるし、子供も小さいので、関東・関西圏の大きな産業イベントに行くのは難しい。でも、近所の大学でも面白そうなイベントが頻繁にあることに気が付いた。今日は無理だけど、次の機会は逃さないようにしよう。

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