米国特許出願について

ロクに勉強もせずにいきなり応募したトライアルの復習をやりつつ、当時の状況を思い返すと、当時は課題文の冒頭にでてきた『関連出願の相互参照(cross-reference to related application(s))』で、ちょっとパニックになっていた。ゼッタイに定訳がある部分なのに、そこは全く準備していなかった。どうしよう。どこを探せばいいだろう。という感じ。

結局、英語(米)⇒日本語の特許翻訳を勉強しているのだから、米国特許のシステムについても少し知っておく必要があるのだろう。かといって、あの分厚いMPEPを読む気にはちょっとなれないので、最近入手した『米国特許出願実務ガイド』(経済産業調査会, 2012)で基本的な部分を読んでみた。

以下、出願についてまとめたノートの抜粋


〇出願の種類
通常出願/非仮出願(nonprovisional application)、仮出願(provisional application)、PCT国際出願(international application)、継続性出願(continuing application)

〇仮出願(provisional application)
通常出願の前に、簡易な形式で行う米国特許出願であり、迅速かつ少ない初期費用で「早い有効出願日(early effective filing date)」を確保したい場合に有効な出願である。仮出願した発明については、12カ月の出願の継続性が認められ、米国における国内優先権制度としても利用される。

〇出願変更(仮出願⇒通常出願)
仮出願を通常出願に変更できる。この場合、仮出願の出願日が通常出願の出願日として認定され、特許が付与された場合の特許存続期間は仮出願の出願日から起算される。(後略)

〇関連出願の相互参照(cross-reference to related application(s))
1.先に出願された非仮出願、PCT出願の国内段階移行出願または、仮出願等の日付の利益を主張するときは、それぞれの先行する出願に対する参照を記載する。この欄の記載はオプションである。

2.記載する際は、出願番号、出願日、先の出願との相互の関係を記載する。また、上記の各事項は出願データシート(ADS)に記載してもよい。


ちょっと前提知識があるだけでも、トライアルの課題文に向かうときの安心感が違ってくるから、この辺りも少しずつ勉強していこう。

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