北大祭にいってきました(工学部編)

6/1(金)~6/3(日)の日程で、第60回北大祭が開催されている。

大学のメインストリート(約1.2km)の両脇を埋めつくす、新入生・各県人会・留学生団体等が経営する沢山の屋台でお腹を満たしつつ、各学部の講義棟で企画された研究紹介ブースに足を運ぶのが、一般的な楽しみ方だと思う。

昨日は、理学部と工学部の企画を見学に行った。理学部の高機能分子の展示&解説や、イカの解剖もよかったが、工学部のロボット・情報系研究室が集まったブースが一番興味深かった。

3Dプリンタの機械を少し触って、その使用方法を説明係の大学院生に教えてもらったり、昆虫のような動き(歩行?)をする小型のロボットのブースで、ロボットがヒトなどの対象物を感知する仕組みを見せてもらったりした。

面白かったのは、Human Robot Interactionの研究紹介ブースだ。一般に、ロボットは、ハードウェアとAI(人工知能)の組合せで構成される。以下、説明してくれた院生の話&帰宅して少し調べたた結果を載せておく。


ロボットの研究開発はハードウェア・ソフトウェア両面からのアプローチがある。ハードウェアの方はPepperの登場によって、飛躍的に研究材料を得やすくなったし、近年のAI(人工知能)の発展も目覚ましいが、それでも、アニメやSFのように、ヒトとロボットが『communication』できるようになるまでの道程は遠い。そこで、コミュニケーションの前段階として、『interaction』を目指す研究分野が、Human Robot Interactionである。

見学した研究室

Interactionに不備があるとどうなるか?

  • 昔のWindowsでよく見られた、やたらとヘルプを表示するイルカ
  • 学習したのかどうか怪しい秘書エージェント
  • 掃除して欲しいところに限って進んでいかないお掃除ロボット
  • すぐに飽きてしまうペット型ロボット

さて、昨日の研究紹介では、ヒトに行動を促す動きをするロボットのデモが行われていた。
動きの分かりやすい大きな目玉をもった人型ロボットが、見学者と簡単な会話をしたあとに、小物が散らかったテーブルのほうに目線(頭部)を向けて、『アレ、チラカッテイルネ』と音声を発すると、見学者はつい「そうですね。片づけたほうがいいですね」という趣旨の発言をしてしまう。ロボットは、散らかった小物を認識している訳でも、『片づける』という意識があるわけでもない。それでも、ロボットの動きに誘導されて、見学者に『片付けが必要』という認識が生まれる。

工学と心理学が混じったような研究で、とても面白かった。最終日の今日も、色々なブースを覗いて来る予定だ。

 

 

 

 

 

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