進捗(2/12~2/19)

〇読んだ和文明細書:10

〇分野:GPS/GNSS等測位技術

〇その他勉強内容:GPS/GNSSの一般的な情報について

1)内閣府「みちびき」ウェブサイトの「衛星測位入門」

--> ワードでまとめた

 

 

 

 

2)測位衛星技術株式会社のウェブサイト上の資料


【課題】

1)対訳取りを始めたものの、当該分野についての日本語での知識が不足しているため、訳の確定が思うように進まず、対訳取り自体もうまくできない。
ーー> 上記の2)の資料(GNSSの基本.pdf, 50ページ)と、関連する和文特許明細をプラス10個読んでから、作業をする。

2)当初予定していたように、スケジュールを消化できていない。主な原因は、取組む時間が不足していることである。月~金の平日で、現状よりもどのくらい時間を取れるか、が重要だ。とりあえずの勉強時間追加の目標値:合計3h

対策1:(別に何曜日でもいいけど週1回)子どもの夕飯は、買ってきた総菜をメインにする(ー>0.5h)

対策2:洗濯を2日に1回にする(ー>0.5h×3= 1.5h)

対策3:金曜日は保育園のお迎えを遅くする(17時半–> 18時半, 1h)

これで、ちょうど3時間だ。細かいところを積み上げれば、もう少し増えるだろうけど、フルタイム勤務で(ほぼ)ワンオペ育児の現状では、あまり無理もできない。

3)出来ないことが色々あっても、特許明細書10件/週のペースは崩さないこと。

【その他】

〇小倉書店の辞書セットを購入した。現在、キャンペーン期間で和英辞典のほうが半額!になっていてお買い得だった。

https://www.ogurashoten.com/

〇衛星測位に関する明細書を読んでいると、過去に従事していた仕事(電波望遠鏡を使った測地観測局のオペレータ)の知識が、いろんなところで少しずつ活きてくることがわかった。たとえば、曇天時のS/N比の悪化する、何らかの混信でアンビギュイティが解けない!、うるう秒が入るから水素メーザのオフセット調整をする、同軸ケーブルおよびコネクタを交換する、などなど。

転職活動の際には、特殊過ぎて何の役にも立たなかった職歴が、数年ぶりに活きてくるのがとてもうれしい。よって、この分野(測位)を中心に、移動体や自動車のナビゲーション、高精度地図をやっていこうと思う。

 

 

進捗(2/5~2/11)

〇読んだ和文明細書:10

うち、対訳用のペアに含まれるもの:2

〇分野:自動車の自動運転のナビゲーションシステムに関する部分

〇時間不足でできなかったこと:対訳取り

当初の予定よりも時間がかかったこと:

  1. マインドマップの作成:全体構成について試行錯誤したため、手戻りが発生した
  2. ワードでのまとめ方:目次生成をすることを水曜日(3日目)になって思いついたため、手戻りが発生した
  3. 対訳取り:対訳収集を始めるにあたり、最近ようやく購入したエストラージ2016の機能を試す作業をした。いろいろ検索の方法を試したり、ヘルプページのFAQを読んで機能の確認をしたりしていると時間がかった。そのため、実際の対訳取りの作業に入れなかった。
  4. 関連資料の収集とまとめ:日経BPの過去記事等を検索して、自動運転や高精度地図、ライダーについての記事を収集したが、これをマインドマップに入れ込むのに、時間がかかった。
自動運転システムに関してマインドマップの1つ

〇今週(2/12~2/18)の作業に向けて

  1. GPS/GNSS等測位技術についての明細書を10件読む -->金曜日までに終わらせること
  2. 2/17, 18で対訳取りをすること
  3. 作業を始める前に完成像をイメージして、手戻りを減らすようにすること

 

和文明細書を読むルーティン

先日から引き続いて、ナビゲーションシステム(自動運転の部)の和文明細書を1日1件ペースで読んでいて、今朝で5件目が終了した。1つを処理するのに2時間弱だから、週末には3件/日くらい処理できると思う。読んだ内容をどういう風にストックするのがいいかは手探りだけど、現状は以下のとおり。

【作業ルーティン】

  1. 読み終わった各明細書に連番を振る
  2. 各番号で、ワードで内容を整理する(明細書番号、発明の名称、出願人、要約、代表図、メモや新しく知った専門用語)
  3. 新しく得た情報を、マインドマップに追記する
  4. 各明細書は印刷して、2のワードと併せてフラットファイルに綴じる(毎週1冊)

来週は他の分野の特許明細書を読んだあとで、複数分野の特許明細書とノートをどのように管理するか、もう一度考えよう。

【課題】

  1. 対訳取りの時間をまだ取れていない。和文明細書を読む時間とのバランスが大事だ。
  2. 1と同様に、『翻訳の泉』を使った文法事項の復習が滞り気味で、ペースダウンしている。

 

進捗メモ

比較的アドバンテージがある分野を専門に、ということで、測位・画像解析系の特許明細書(まずは日本語)を読み始めて今朝で3日目。

化学系の特許明細書を無理して読んでいたときと比べると、かなりスムーズに読み進められる。初めからこうすればよかった。。。自分でもすっかり忘れていたけれど、昔、札入れの要件に必要だからという理由で、測量士補の資格を取らされたのだった(IT系の業務なのに!)。。これをどこかで活かせそうだ。

さて、今週は、自動車のナビゲーションシステムについての明細書を10件読む予定で、今朝は3件目を始めたところ。

【目標】

  • 和文明細書:6月末までに200件==>40件/月 ==> 10件/週
  • 対訳:7月末までに50件 ==> 10件/月
  • トライアル応募:8~10月にかけて3件/月
  • CV:3月、5月、7月に見直し
  • 11月:翻訳チェッカーとして稼働開始

 

夏までに

昨日のスカイプコンサルで、やや迷走気味で困っていた勉強方針についてアドバイスを頂き、そのアドバイスを基に、(主に資金面を)家族と交渉したところ、条件付きながらも一定のサポートと理解を得ることができてほっとした。

『専門』にする分野も決めたので、とりあえず7月末まではそちらの勉強に専念する。

よし、やろう!

米国特許出願について

ロクに勉強もせずにいきなり応募したトライアルの復習をやりつつ、当時の状況を思い返すと、当時は課題文の冒頭にでてきた『関連出願の相互参照(cross-reference to related application(s))』で、ちょっとパニックになっていた。ゼッタイに定訳がある部分なのに、そこは全く準備していなかった。どうしよう。どこを探せばいいだろう。という感じ。

結局、英語(米)⇒日本語の特許翻訳を勉強しているのだから、米国特許のシステムについても少し知っておく必要があるのだろう。かといって、あの分厚いMPEPを読む気にはちょっとなれないので、最近入手した『米国特許出願実務ガイド』(経済産業調査会, 2012)で基本的な部分を読んでみた。

以下、出願についてまとめたノートの抜粋


〇出願の種類
通常出願/非仮出願(nonprovisional application)、仮出願(provisional application)、PCT国際出願(international application)、継続性出願(continuing application)

〇仮出願(provisional application)
通常出願の前に、簡易な形式で行う米国特許出願であり、迅速かつ少ない初期費用で「早い有効出願日(early effective filing date)」を確保したい場合に有効な出願である。仮出願した発明については、12カ月の出願の継続性が認められ、米国における国内優先権制度としても利用される。

〇出願変更(仮出願⇒通常出願)
仮出願を通常出願に変更できる。この場合、仮出願の出願日が通常出願の出願日として認定され、特許が付与された場合の特許存続期間は仮出願の出願日から起算される。(後略)

〇関連出願の相互参照(cross-reference to related application(s))
1.先に出願された非仮出願、PCT出願の国内段階移行出願または、仮出願等の日付の利益を主張するときは、それぞれの先行する出願に対する参照を記載する。この欄の記載はオプションである。

2.記載する際は、出願番号、出願日、先の出願との相互の関係を記載する。また、上記の各事項は出願データシート(ADS)に記載してもよい。


ちょっと前提知識があるだけでも、トライアルの課題文に向かうときの安心感が違ってくるから、この辺りも少しずつ勉強していこう。

『翻訳の泉』利用法(案)

先日の投稿をきっかけに、『翻訳の泉』で、いままでに勉強した部分(第1講~第5講)の振り返りをした。

今までのノートを見返すと
1. 各講の本題部分では見本訳と私訳の間で大幅なズレが発生していることは少ない。
2. 私訳が間違っている時は、例文前後の解説で自分の間違いを認識・修正できている。
3. 動詞を受動的に訳出する傾向があるところが要注意だ。
3. 各講の本題部分以外で、『?』や『要確認』とメモした部分が散見される。
4. 上記3の箇所について、ちゃんと後追いをしていない。


以下、追加で実施した後追いの記録の抜粋

第3講 例文10


原文:
The use of a divergent illumination enables a micro-magnification of each LCD of the mosaic pattern to be obtained on the screen.

見本訳:
発散照明を使用すると、画面上でモザイク・パターンの各LCDの微小拡大を得ることが可能になる。


疑問点1
『発散照明』とは何だろうか?『発散照明』でグーグル検索してもヒットしない。光学系の用語なのは間違いないが、技術用語としては発散光束に類するものだろうか?ちゃんと調べると時間がかかりそうなので、光学・半導体露光装置関連の特許明細書を読むときまでペンディング。

疑問点2
微小拡大ってなんだろうか?わずかに拡大すること、を意味することは間違いないだろうが、本当にこんな対訳だろうか?
==>光学機器メーカーのウェブサイト上の顕微鏡の用語集で、『微小倍率』という用語を見つけた。たぶんこれじゃないかな。

〇翻訳の泉利用法(案)
翻訳の泉は、いろいろな分野の特許明細書の一文を例文として使用している。したがって、各講の本題以外の部分にも注目して、気になったところを少し追いかけていくと、今まで知識ゼロだった技術分野に視界が広がる。使えそうな企業サイトや、言い回しを知ることもできる。よって、文法事項の勉強(ちょっと退屈!)以外に、技術分野のつまみ食い、ウィンドーショッピングに使うと面白い。

ガモフを読む

本格的に風邪を引いてしまって勉強が進まない。英語や特許明細書を読む気にならない。仕方がないので、布団の中でゴロゴロしながらガモフを読む。


ジョージ・ガモフ(George Gamow)
1904年ロシアのオデッサ(現ウクライナ領)に生まれる。レニングラード大学卒業後、ゲッティンゲン、ケンブリッジなどの大学・研究所を遍歴。34年アメリカに渡り、ワシントン大学教授、のちコロラド大学に移る。
量子力学のトンネル効果を発見し、原子核のα崩壊に適用してガイガー-ヌッタルの法則を導く。また原子核反応の知識を土台にして、天体の構造、恒星の進化を論じたほか、宇宙がビッグバンに始まったとして元素の起源を説明し、宇宙黒体放射の存在を予言した。
一般読者向けの科学解説に対する功績により、56年ユネスコ・カリンガ賞受賞。68年交通事故で死去。(Amazonの商品説明より抜粋

十年ほど前に購入した本で、原子構造について改めて勉強を開始したここ最近、普通の勉強や特許明細書に疲れたときに読み直しているが、本当にわかりやすい。同作者による『不思議宇宙のトムキンス』が小説仕立てで物理の世界を説明しているの対し、こちらは純粋に、現実世界の物理法則に関し、その法則を発見した意味および現代のテクノロジーに与える影響について明快に記述している。

時間ができたら『量子革命』も読み直そう。あれもいい本だった。

ofの訳し方

たまには英語の進捗も書こう。

最近、昼休みを利用して翻訳の泉で文法と訳し方の勉強を始めた。毎日できるわけではないから進捗は遅いけれど、ちゃんとやれば来月末には一通り終わるはずだ。

さて、第3回『名詞構文』の例文4について、本題ではないところで引っ掛かったときのメモ。


例文)

Forming the functional portions of the memory cells begins by forming a layer of material over the vias and studs and on the surface of the second layer of dielectric material.

見本訳)
メモリ・セルの機能部分の形成は、バイアとスタッドの上および第2の誘電体層の表面に材料の層を形成することから始まる。

私訳)
メモリセルの機能部分の形成は、ビアとスタッドの上ならびに誘電体の第2層の表面に材料層を形成することにより始まる。


本題の名詞構文のところは問題ないけれど、赤字部分のofの係り方の訳が、見本と私訳でずれてしまった。

反省:
1.誘電体(dielectric material)は材料物質だから、”dielectric materialで形成された層”という意味で誘電体層と訳す方が自然だ。もし、『誘電体』が何らかの装置等であり、『誘電体』を構成するいくつかの層のうちの2番目の層と解釈して訳すならば、私訳のほうがいいかもしれない。

2.そもそもの英語力の話として、ofを全部『の』で訳そうとするから、間違うのかもしれない。”the surface of the second layer of dielectric material”で、1つ目のofは所有関係を表しているから『の』でいいけど、2つ目のofは材料だから、あえて訳出するなら『誘電体でできた第2層の表面』くらいだろうか。

===> Todo:ofの文法を復習すること。

なお、原文の英語(US5880991)および対訳(特開平10-289980)を探すと、次のようになっていた。青字部分が上記の翻訳の泉の部分とずれているけれど、元ネタはこの明細書でいいと思う。


原文)
Forming the functional portions of the memory cells begins by-forming a layer of material over the vias and stud interconnections formed in the second dielectric layer and on the surface of the second layer dielectric material surrounding the vias and stud interconnections.

対訳)
メモリ・セルの機能部分の形成は 第2の誘電体層内に形成されたバイアおよびスタッド 相互接続上 に、ならびに バイアおよびスタッド相互接続を包囲する第2の誘電体層の表面上に材料層を形成することから開始される。


 

原子構造と電子配置のまとめ作業

ここ最近、時間をかけて復習を続けてきた原子構造と電子配置にについて、マインドマップでまとめる作業が一段落した。せっかく勉強したことを整理・定着させるために、マインドマップを見ながらワードで文章にまとめてみた。できるだけ図に頼らずに、言葉だけで書こうとするとなかなか難しい。(以下、ノートの抜粋)


【原子配置と周期表】

  • 1電子系と多電子系

電子を1つしか持たない1電子系である水素原子は、ポテンシャルエネルギーが静電気的引力の項1つでシュレディンガー方程式が厳密に解けるため単純である。しかし、この単純性はヘリウム以上の多電子系では失われ、電子間相互作用を考慮する必要がでてくる。つまり、多電子系では、電子全体としての電子状態を論じる必要があり、『各電子は原子核と他の電子による平均的な球対称の電場の中で運動する』という近似がなされる。このため、水素原子のエネルギー順位はnのみによったが、多電子系ではlも関係してくる。

  • 電子配置の規則性

原子の電子配置はおもに、『原子中の電子は4つの量子数n, l, ml, msによって規定される』というパウリの排他原理と、『量子数の等しい軌道に電子が充填されるとき、できるだけmlの異なった軌道に入り、スピンを同じ向きにしようとする』というHundの法則によって規定される。軌道の大きさ・形状・配向性はn, l, mlによって一義的に決まり、状態はmsによって決まる。ここで、

n:主量子数
・軌道の大きさとエネルギーを決める
・値:1,2,3,…

l:方位量子数
・軌道の形をきめる
・値:0,1,2,3,…,n-1

ml:磁気量子数
・軌道の空間での配向を決める
・値:0, ±1, ±2,….,±l

ms:スピン磁気量子数
・2つの値(+1/2 と -1/2)をとり、前者は右回りの自転に対応しαスピン、後者は左回りの自転に対応しβスピンとよばれる。

である。また、主量子数nと方位量子数lについては、以下の記号でその大きさをあらわす。

原子のエネルギー順位は、nが大きいほど高いが、nが等しい場合はlが大きいほど高い。

1s < 2s< 3s<3p < 3d ≃ 4s < 4p < 5s ≃ 4d < 5s ≦ 4d < 5p < 6s < 4f ≦ 5d< 6p < 7s 5f < 6d < 7pの順序にしたがい電子が配置されていく。


こういう(ものすごく)基礎的な部分を勉強することが、特許翻訳の力の向上に結び付くだろうか?深いところで繋がるに違いないと思ってやってはいるけれど、原子構造や周期表なんて、特許出願をする当業者にしてみれば掛け算九九や因数分解みたいな基本事項だろう。

でも最近、ソフトマターに興味が出てきた。きっとこれから来る分野の1つだと思うが、どうだろうか。この分野は、化学の基礎が分かっていないとどうにもならないから、やっぱり他の勉強と並行して、基礎部分も頑張ろうかな。