進捗(7/16~22)※7/24の朝に更新します

7/22(日)の午後7時ころに帰宅し、家事全般をこなしたところで、日付が変わって23日となり、体力が限界を迎えました。大変眠たく、また、明日から仕事です。

旅行の間に、今まであやふやなまま放置していたGPS/GNSSの時計について理解が進んだので、それを報告しようと思いましたが、明日(24日)の朝に更新を持ち越しです(予定)。

 

 

国立科学博物館@上野と秋月電子通商@秋葉原に行ってきました

長いようで短い夏季休暇も残すところ、あとわずか。今日は、2日連続でディズニーに行くという家族と別れ(1日目で疲れ果てた。。)、国立科学博物館と、電子部品の店へ行ってきた。

○国立科学博物館
超有名スポットなので、施設紹介は割愛する。半日ですべての展示を観ることは出来ないので、(日本館と地球館のうち)地球館の科学技術に関する2つのフロアと、特別展の『昆虫』を訪れた。本で読むだけでは理解しにくい自然科学の原理・法則を体験型の展示で実感したり、今まで興味がなかった分野(昆虫の世界)に対する関心が出てきたりして、楽しい時間だった。子どもが小学生になったら、連れてきてやりたいと思う。

【地球館のB3F&2F】
近代科学の発展の契機となったような重要な原理や法則を体験する展示や、説明パネルが多くあって面白かった。様々な研究手法を紹介するフロアでは、ボランティア解説員に、偏光顕微鏡を使った岩石の分析方法(プレパラートみたいな試料を作る)の原理を教えてもらった。

益川・小林理論を説明するパネルの一部(B3F)

 

 

 

【特別展 昆虫】
特に虫に興味がある訳ではないけれど、以前NHKで観た『昆虫すごいぜ』が面白かったので、行ってみた。夏休み前の平日ということもあって、大きな混雑もなく、工夫された展示をじっくりと鑑賞できた。展示の終盤には、CTスキャナや3Dを使った最先端の研究手法や、バイオメティクス関係の展示もあった。

チョウの立体模型
構造色フィルムの説明

○秋月電子通商
秋葉原にある有名な電子部品屋さんの1つである。

インダクタやコンデンサの勉強をするうちに、簡単な電子回路を触ってみたくなり、初心者向けの電子回路キットを買いに行った。この店に限らず、通販でも買えるけれど、色々な電子部品を手に取ってみたかったので、あえて実店舗に行ってみた。

電子回路のキットとといえば、ブレッドボード+MATLABだとばかり思っていたけれど、最近はラズベリーパイなんかの方が主流のようで、店頭の新製品紹介コーナーは、ラズベリーパイの新製品がぎっしり詰まっていた。今回、余分にジャンパ線買ったので、自宅に戻ったら色々と遊んでみるつもりだ。実際に触れるものがあると、俄然やる気が湧いてきた!

ブレッドボード・LEDフラッシャーキット

進捗(7/9-7/15)

(不本意ながら)夏季休暇で旅先につき、スマホから更新。

○対訳
ほぼ一ヶ月がかりで、一本の特許明細書の全訳が完成した。数ヶ月前に同様のことをした際は、技術の理解なく、請求項からいきなり訳し始めたことが原因で、誤訳が多かった。

今回、その反省を踏まえて、背景技術→実施形態→請求項の順で取り組んだところ、請求項の部分は短時間でキレイに訳すことができた。請求項の各要素の関係を掴めていたからだろう。これは1つの収穫だ。

○技術の勉強
【インダクタ】7/9 – 7/12
手持ちのテキストとネット検索を組み合わせて、電磁誘導の原理と数式を再復習。今まであやふやだった錯交磁束の概念などを整理した。もうちょっとちゃんとやれば、Suicaみたいな、非接触型ICカードなどの特許も読めそうだ。

【衛星測位】7/13 – 7/15
過去6ヶ月の間、職歴と関心の方向を活かすことできて、かつ、今後伸びてきそうな分野、ということで、衛星測位関連の特許に注目してきたが、勉強した技術の内容が位置情報サービス寄りの通信方式や信号処理プロセスに偏っていて、衛星測位の原理・概念が不足していると感じていた。

そこで、今回の旅行(九州+本州の親戚行脚)は、衛星測位のバイブル『改訂 第2版 精説 GPS  基本概念・測位原理・信号と受信機』の、基本概念の部分を読み込むことにした。

 

 

 

 

 

 

座標系についてメモ

  • GNSSに必要な座標系は、地球上のある地点の位置や、地球を周回しているGPS衛星の位置と速度を表す精密に定義された座標系である。
  • 地球上のユーザの位置は、地球に固定され、かつ、地球とともに動く座標系、つまり、地球中心地球固定の座標系で表され、その直交座標系をCTRS(Conventional Terrestrial Referense System)と呼ぶ。
  • ケプラーの第二法則に従う衛星の位置は、空間に対してあるいは加速度のない慣性系に対して固定された座標系であり、力・加速度・速度・位置ベクトルを表現できる空間固定の座標系で表され、これをCIRS(Conventional Inertial Reference System)と呼ぶ。
  • 地球の自転軸には、歳差と章動という周期運動がある。
  • 歳差は、完全な球体ではない地球に対する、太陽と月の引力による周期的な(周期 : 26000年)運動である。
  • 章動は、自転軸が首を縦に振るような周期的な(周期 : 18.6年)運動である。
  • CTRSとCIRSを関連づけるためには、極運動と、地球回転パラメータを考慮する。
  • 原点が共通な2つの直交座標系は、いずれかの座標軸3つを、回転(rot)すればよい。

 

 

 

 

 

 

 

 

もう少し書けることはあるけれど、スマホからの更新は疲れるので、ここまで。

進捗(7/2~7/8)

先週と変わらず、特許明細書の対訳で和訳力の向上を図りつつ、基礎知識について勉強を進めた。今週中に、この対訳を使った勉強は一巡する予定だったが、急遽、遠方から来た遠縁の高齢夫婦と会うために土日が潰れたため、時間が足りなかった。たまたま、仕事の関係で近くまできたようだった。

90過ぎにして、現役で頭脳労働系の仕事をしているこの親戚に、折角なので、未知の分野を勉強するコツを尋ねたところ、

『やっぱりねぇ。質問ですよ。どういう質問をするかですよ。
専門家にしてみれば、どうってことはない話でもねぇ、素人の私達にしてみればねぇ、分からないものはやっぱり、分からないからね。』

とのことだった。管理人さんの言うところの「検索力」と同じことだろう。『僕はね、もっと勉強したいんだけど、時間がもうないんですよ。』という言葉と併せて、90年の重みを感じる。90歳を過ぎても勉強できる環境に居るって本当にすばらしいことだと思う。ちなみに、飼い犬の方は認知症とのことだった。

〇基礎知識の習得について
先週の報告でも少し書いたように、基本的な電波関係の技術について、改めて勉強を始めた。手持ちの参考書でちょっと足りない部分は、企業サイトの技術入門ページで補うことにした。

〇5Gについて
先週、5Gは期待できないという主旨のネット記事を読んだことについて報告したが、もうちょっと、ちゃんと調べようと思い直した。ちょうど良い記事(日経エレクトロニクスの4月号『5G、行きまーす!』)を見つけたので、これをベースにマップを作成した。まだ作成途中であり、また、著作権の面からブログに掲載できない図を含むので、マップの一部分だけ、公開する。

 

 

 

 

 

 

 

この雑誌の他では、Forbsで見つけた記事『Top 5 Trends From Mobile World Congress 2018』なんかが良さそうだ。英語の勉強を兼ねて、読み始めている。

5G全体が期待外れ、という訳ではなく、技術的課題がまだ多くあったり、投資をするあたって需要の見極めが難しい、ということだろう。このマップ作成の過程で、変調ICやSiフォトニクスというキーワードが出てきた。どうやら電波関係の基礎の次は、半導体について勉強した方が良さそうだ。

 

進捗(6/25~7/1)

先週から引き続き、特許明細書の対訳で和訳力の向上を図りつつ、基礎知識について勉強を進めた。

〇和訳力について
1本の対訳を使った勉強も、そろそろ終盤になってきた。一文ずつ自力で訳しては、対訳と比較して文法とテクニックを習得する、という地味な作業の繰り返しだが、作業を始めた数週間前と比べるとかなり良くなった気がする。

対訳を使った勉強をするのは基本的に早朝の一時間半である。この時間に処理できるワード数や、迷ったポイントの個数を基準にして進捗を判断すると、今週は訳抜けがほぼ無くなり、訳に迷う時間もかなり短くなってきた。ひたすら練習あるのみだ。

〇技術について
ターゲットにしたい分野(衛星測位を中心とした位置情報サービス)は、いろいろな技術が連動して成り立っているので、知識のどの分野が押さえられていて、どこが抜けているのかが自分でもよくわかっていないことに気づいた。そこで、まず、基本である変調と復調に関するマップを作成した。ここから、LTE等その他のマップと結び付けて網を広げていこうと思う。

 

 

 

 

 

【その他雑記】

  • Computer Weekly 日本語版に、「5Gが実現しても大していいことはない」という残念な記事を見つけた。えーっと思いながら記事を読み始めたが、コストを考えると、記事の見解が正しい気がする。
  • 自分がいまやっている勉強のプロセスは、一流のプロの料理人になるためのプロセスに近いんじゃないかと思いついた。

基本の調理方法を覚え(=特許明細書の翻訳のお作法を覚え)

業務用の調理器具を揃え(=PC、椅子、デスク、Trados、Xmind等を揃え)

良い調味料を揃え(=良い辞書・参考書を揃え)

食材とレシピを知り(=基礎知識を覚え)

ライバル店を食べ歩き(=公開特許公報で対訳を使った勉強をし)

特定の食材がどこに売っているかを知り(=使える情報源を多く持ち、)

包丁さばき等の技術を習得し(=和訳テクニックを練習し)

客の好みに合わせ(=翻訳会社が望むスタイルに合わせ)

丁寧な接客をし(=よいメール応答をし)

料理人ネットワークに入り(=英語サロンではなく、使える人脈を見つけ)

etc.

そしてすべてがバランスよく揃ったところで、一気に料理人レベルが向上する。

 

進捗(6/18~6/24)

先週に引き続き、対訳を使って和訳の勉強をしつつ、移動端末の位置情報サービスに関して情報の整理&マップの作成を行った。マップは、現時点で3枚完成したが、転載禁止(企業の技術サイトから借用した図)が含まれるため、ブログにはUPしない。情報収集の進捗は、現在の到達目標までで、8割くらい。

なお、一週間のうち二日間は、職場の引越し(荷詰め)で体力的に消耗してしまって、ほとんど勉強できなかった。


■ 位置情報サービスに関する知識を整理する上で、当初に失敗したこと

位置情報サービスは、GPS/GNSS等の測位と、インターネットと、移動端末の組合せになっているので、勉強する幅が広い。

  • 3GPPやOMAなど、規格の標準化団体が複数存在し、各団体が定義するプロトコルが関連して機能していることに気づけなかった。3GPPが定義するプロトコル群のみが採用されていると勘違いしていた。
  • 企業の技術サイトや特許明細の「背景」の部分から、情報を集めることしか考えていなかった。その結果、説明対象となっているプロトコルのバージョンの新旧が不明な、細切れの情報が多く集まって収拾がつかなくなってしまった。途中で方針を変更して、標準化団体(3GPP、OMA)のウェブサイト上で一般公開されているレポートを参照することで、ある程度解決した。

 

 

 

 


この明細書を切り口にしてどこまでやるか、迷うところではあるけれど、各プロトコルが対象としているOSI参照モデル層を確認したり、LBSから派生してパケット通信の仕組みを復習したりすることも必要な気がする。

【その他】
移動端末とサーバ間では、移動端末から送信された情報を基にサーバで演算をして、その結果を端末に戻す、という方式が主流である。特許庁のDBで明細書を検索して、アブストをいくつかピックアップして読んだところ、そのデータ送受信の際、認証をどのようにするかが一つの課題である、ということがわかった。しかし、最近は、脳型ICなるものが開発されているらしい。こんなのがあれば、端末側で演算処理ができるわけで、通信の安全において気にするポイントもそのうち変わってくるのだろう。

進捗(6/11~6/17)

6月11日(月)早々に、先日応募したトライアルが不合格だったことにガッカリし、さらに、管理人様からの指摘に若干へこみつつも、正しい指摘を受けるために大枚を叩いて受講してるんだった、と思い直して、トライアル受験を通して感じた不足箇所を埋める作業を始めた。先週は初心に戻って、1本の特許明細書を丁寧に読み始めた。主に意識しているのは以下の2点で、現在の進捗は7割くらい。量子コンピュータや超ライダーや暗号の基礎など、面白そうな読み物のストックがたくさんあるが、これは職場の昼休みにだけ読むことにして、家では特許明細書の読み込みに関係する作業に専念した。

1.根拠のある訳出

複雑な構造のパラグラフを和訳する際、たくさんある挿入句の順序や係り等、訳の順番に迷うことがたまにある。そうした場合に「こっちの方が良さそうだから」「対訳がそうなっているから」という理由で訳を確定してしまうことがあるので、そこを改善したい。とりあえず、根拠をもって説明できるように意識をしながら自作と対訳を比較してみる。気分はコンパイラである。


(原文)WO2012075397
[0012] In another embodiment, an apparatus for determining locations of static devices include one or more processors, a device positioning module, and a memory configured to store locations of the plurality of static devices. The device positioning module, working with the one or more processors, includes logic for identifying a plurality of static devices, logic for obtaining location measurements by the plurality of static devices at different times, and logic for determining locations of the plurality of static devices using the location measurements obtained at the different times.

(対訳)
別の実施形態では、静的デバイスのロケーションを判断するための装置は、1つまたは複数のプロセッサと、デバイス測位モジュールと、複数の静的デバイスのロケーションを記憶するように構成されたメモリとを含む。1つまたは複数のプロセッサと協働する、デバイス測位モジュールは、複数の静的デバイスを識別するための論理と、異なる時間に複数の静的デバイスによってロケーション測定値を取得するための論理と、異なる時間に取得されたロケーション測定値を使用して複数の静的デバイスのロケーションを判断するための論理とを含む。

(自作)
ある別の実施形態では、静的デバイスのロケーションを確定するための装置は、1つまたは複数のプロセッサと、デバイス測位モジュールおよび、複数個の静的デバイスのロケーションを記憶するように構成されたメモリとを含む。前記デバイス測位モジュールは、前記1つまたは複数のプロセッサと共に機能しつつ、複数個の静的デバイスを識別するための論理回路と、異なる時間に複数個の静的デバイスによってロケーション測定値を取得するための論理回路および、異なる時間に得られたロケーション測定値を用いて複数個の静的デバイスのロケーションを確定するための論理回路とを含む。


検討: 挿入句の訳を入れる場所について
主部−主部の追加情報を示す挿入句−述部となっているとき、挿入句(,~ing)はどの部分に訳出すればよいだろうか?対訳のように主部の前に付けると、主部を限定する感じになってしまわないだろうか?もっとも、「1つまたは複数のプロセッサと協働するデバイス測位モジュールは、・・・」と「、」が付いていて、切れ目が分かるようになっているから、これはこれで正しそうだが、他に方法はないだろうか?手持ちの文法書『改訂新版 徹底例解ロイヤル英文法』(旺文社)のp.524【分詞構文の位置】の例文によると、以下のようにある。
(3)付帯状況を表す場合
Someone was standing by the gate, looking at me.
(だれかが私の方を見ながら、門のそばにたっていた。)

この例文にしたがうと、自作の「、前記1つまたは複数のプロセッサと共に機能しつつ、」も悪くないと思うが、どうだろうか?ほかの例が集まってから、結論を出そう。ただ、対訳の「協働」は、辞書的意味からすると、ちょと違うと思う。主体がモノのときにも使うだろうか?

2.技術情報の再マップ化

以前作成したノートやマップに、新規情報を追加して、再マップ化を進めている。具体的には、ドコモのテクニカルジャーナルのLTE記事をまとめて綴じたノートと、変調/伝送方式についてまとめたノートおよび、GPS/GNSSの技術情報をメモしたノートから、本明細書に関連する事項(移動体通信における衛星測位サービスの利用)の理解を目的として、マップを作成中である。知識に横のつながりができるし、成果物がある分、勉強した気になれるのがいい。

進捗(6/4~6/10)

6/6(水)にトライアル2件目(ITローカライズのチェッカー)の課題を提出後、1件目と2件目のトライアルの反省と復習を実地中。

1.Windowsサーバ系の知識が足りない
 過去に経験があるのはLinux系のサーバが主で、Windows系はあまり触れる機会がなかった。しかし、Linuxはオープンソースなので、Windows系の方が特許等の権利ビジネスに関連が強いだろうし、製品も多いだろう。1件目のトライアルでは、MS Active Directoryのドメイン関係の用語についての記憶が曖昧だったせいで、慌てて調べる羽目になった。そこで、Windows系のサーバの基本技術であるActive Directoryについて、@ITの特集記事『基礎か分かるActive Directory再入門』で復習を開始した。6/11現在で、全体の半分が終了している。

Active Directoryの概要
2.英文法の復習
 講座の受講前に翻訳スクールに1年弱通ったことはあるけれど(先がない気がして、更新をしなかった)、ほかに英文法について正面から向き合う機会がなかったため、知識が少し足りない気がする。1件目のトライアルで、文法的な間違い探しの設問に回答した際は、『徹底例解 ロイヤル英文法』の拾い読みで知識を補うことで間に合ったが、いつも時間が足りるとは限らない。次回のトライアル応募(2件目の合否が出て以降を想定)までに、全体的に確認する必要がある。
3.興味・関心の幅
 IT系のトライアルに医療用CTの課題が出てきたように、意外なものを問われることが多そうだ。知識の幅を広げるために、図書館の雑誌コーナーにあった日経BP(日経サイエンス、日経コンピュータなど)で、世間的に話題のトピックが何かを調べた。面白そうな記事がたくさんあったが特に、AI関係と量子コンピュータ関係の記事が読んで面白かった。『今からでも間に合うAIの基本』(NIKKEI SYSTEMS, 2018/04)、『特集 AIの底力』(NIKKEI COMPUTER, 2018/05/24)、『量子コンピュータ最前線』(日経サイエンス 4月号)等のコピーを入手した。IoTやロボティクス関連も面白そうだが、キャパシティを超えるので、次回に回した。
量子コンピュータについては、まず概念が難しいので、数年前に古書店で見かけて購入した本『量子コンピュータとは何か』を読み返しつつ記事を読んだ。背表紙に貼ってある値札を見ると、当時、たった105円で買ったようだが、その値段に合わず、とても分かりやすくて良い本だ。雑誌記事によると、過去数年のブレークスルー(エラー訂正ができるようになった)を経て、もうすぐ「量子超越」(量子コンピュータが、従来のノイマン型計算機であるスーパーコンピュータには不可能な計算を実行すること)が実現するらしい。量子超越。。。うーん、名前がカッコいい。

【その他】
北海道大学の研究プレスリリースに、1人の一般市民ボランティアの活動(2年間、毎朝5時から、公園の敷地内に生息する外来種ナメクジの個体数をカウントした)が”翌日のナメクジ出現を気象条件から事前に予測する研究”に繋がった、という記事があった。

ナメクジ予報に基づいてドローンで自動的に農薬を散布する。その際、ドローンに搭載したカメラセンサで周囲の環境を把握し、AIでナメクジを識別して、識別されたナメクジに対してピンポイントで農薬を発射する、みたいなサービスがでてきたら面白いな。

進捗(5/28~6/3)

講座受講開始後、初のトライアル課題を6/1(金)に無事提出した。

まずは、チェッカーから、ということで特許に拘らず応募したもので、分野はITローカライズだったが、課題の4分の1は、医療用CTに関するものだった。

以前、陽子線治療とCTやMRIとの関係についてのネット記事を読んでいたことが、CTシステム構成要素の位置関係を把握する役に立った。つまり、ガントリー、センサー、スカウト、エクステンダーなどの用語に覚えがあったので、テキストのみのマニュアルでも、用語が指すものをすぐにイメージすることができた。陽子線治療では、陽子線の照射に先立ち、まずCTやMRIで、ターゲットの位置を精密に検査・測定をする。

陽子線治療システムに関するプレスリリース記事

ちなみに、6/2~3にかけて大学祭を楽しんだ北海道大学の附属病院には、陽子線治療を専門とする施設があるらしい。さいわい、身内にガン患者はいないので、単純な興味からではあるけれど、一般公開とかがあれば、ぜひ行ってみたい。

なお、課題を先方に提出後、結果の通知時期が未定との返信があった。急募ではなく常時募集の案件なので、ある程度、応募数が集まってから合否判定の会議?をするのだと思う。そこで、このチェッカー案件はそのまま寝かせておくことにして、新規に1件のチェッカーのトライアルに応募した。トライアルの数をこなして、”トライアルってこんなもの”という意識になったら、本番の特許関連のトライアル応募をするつもりだ。

北大祭にいってきました(工学部編)

6/1(金)~6/3(日)の日程で、第60回北大祭が開催されている。

大学のメインストリート(約1.2km)の両脇を埋めつくす、新入生・各県人会・留学生団体等が経営する沢山の屋台でお腹を満たしつつ、各学部の講義棟で企画された研究紹介ブースに足を運ぶのが、一般的な楽しみ方だと思う。

昨日は、理学部と工学部の企画を見学に行った。理学部の高機能分子の展示&解説や、イカの解剖もよかったが、工学部のロボット・情報系研究室が集まったブースが一番興味深かった。

3Dプリンタの機械を少し触って、その使用方法を説明係の大学院生に教えてもらったり、昆虫のような動き(歩行?)をする小型のロボットのブースで、ロボットがヒトなどの対象物を感知する仕組みを見せてもらったりした。

面白かったのは、Human Robot Interactionの研究紹介ブースだ。一般に、ロボットは、ハードウェアとAI(人工知能)の組合せで構成される。以下、説明してくれた院生の話&帰宅して少し調べたた結果を載せておく。


ロボットの研究開発はハードウェア・ソフトウェア両面からのアプローチがある。ハードウェアの方はPepperの登場によって、飛躍的に研究材料を得やすくなったし、近年のAI(人工知能)の発展も目覚ましいが、それでも、アニメやSFのように、ヒトとロボットが『communication』できるようになるまでの道程は遠い。そこで、コミュニケーションの前段階として、『interaction』を目指す研究分野が、Human Robot Interactionである。

見学した研究室

Interactionに不備があるとどうなるか?

  • 昔のWindowsでよく見られた、やたらとヘルプを表示するイルカ
  • 学習したのかどうか怪しい秘書エージェント
  • 掃除して欲しいところに限って進んでいかないお掃除ロボット
  • すぐに飽きてしまうペット型ロボット

さて、昨日の研究紹介では、ヒトに行動を促す動きをするロボットのデモが行われていた。
動きの分かりやすい大きな目玉をもった人型ロボットが、見学者と簡単な会話をしたあとに、小物が散らかったテーブルのほうに目線(頭部)を向けて、『アレ、チラカッテイルネ』と音声を発すると、見学者はつい「そうですね。片づけたほうがいいですね」という趣旨の発言をしてしまう。ロボットは、散らかった小物を認識している訳でも、『片づける』という意識があるわけでもない。それでも、ロボットの動きに誘導されて、見学者に『片付けが必要』という認識が生まれる。

工学と心理学が混じったような研究で、とても面白かった。最終日の今日も、色々なブースを覗いて来る予定だ。