分散メモ

昨日、『分散』について集中的に勉強した。

一気に知識を詰め込み過ぎて少し吐き気がするくらいだが、ノートにまとめる過程(今日の作業)で整理されるだろう(たぶん)。

特にインパクトの大きかった概念についてのメモ


van der Waals力
量子力学的なゆらぎによる力である。分子は,たとえ中性であっても,内部にプラスとマイナスの電荷(陽子と電子)をもつ。プラス電荷の重心とマイナス電荷の重心が一致しなければ,電気双極子をもつから,分子間に引力が働く。プラス電荷の重心とマイナス電荷の重心が一致しても,絶えず量子力学的なゆらぎが起こっているために,瞬間的には,どんな分子でも電気双極子をもつことができる。ゆらぎには熱的なものと絶対零度でも存在する量子力学的なものがある。絶対零度におけるエネルギー最低状態でも不確定性原理によってゆらいでいる(零点振動)。van der Waals力は主として量子力学的なゆらぎによる。二つの分子が接近すると,それぞれのゆらぎ双極子の間に双極子― 双極子相互作用が発生する。これが分子間のvan der Waals引力である
分散基礎講座(第2講)分散理論の基礎, 色材,77[7], 328-332 (2004))

『van der Waals力がそもそも何であるか』について、今までちゃんと考えたことがなかったので新鮮だった。量子力学的なゆらぎ、という説明を読み、van der Waals力の位置エネルギー(真空中で中心距離がrの2つの同種分子間にはたらく場合)の数式の中に、プランク定数や固有の振動数が入っているのを見ると、力についてイメージができた。量子力学のざっくりした部分は、以前読んだ単行本『量子革命』の知識しかないけれど、『イメージ』のレベルでは、これで間に合いそうだ。

  • ゼータ電位:粒子から充分に離れて電気的に中性である領域の電位をゼロと定義したとき、このゼロ点を基準として測った場合の、滑り面の電位と定義される。微粒子の場合、ゼータ電位の絶対値が増加すれば、粒子間の反発力が強くなり粒子の安定性は高くなる。逆に、ゼータ電位がゼロに近くなると、粒子は凝集しやすくなる。そこで、ゼータ電位は分散された粒子の分散安定性の指標として用いられる。

大塚電子株式会社のウェブサイトより)

もっといろいろ書くことはあるけれど、子供が起きてきたので、いったんここまで。

 

分散スペシャル

ただいま、07:30。分散について、勉強・整理中。

P&G特許を勉強する過程で、分散についての知識が少しずつ増えてきたけれど、ひとつの概念として、しっかりと理解できていないことが気になってしょうがないので、この週末は思い切って分散スペシャルデーとした。

先日入手した『分散基礎講座(全10回)』の第1回(概論)、第2回(基礎)、第5回(乳化の基礎)、第6回(分散剤)と、ネット上の資料を中心に進めている。

複雑な数式が出てくるが、そこはざっと見るだけにして、数式の前後に書かれている「すなわち・・・」とか「つまり、・・・」の部分を拾ってメモを作るだけでも、かなり勉強になる。

開始してまだ数時間だが、ゼータ電位や固渇効果など、今まで知らなかった概念が増えて、一気に理解が進んだ。体系的に基礎をさらうって大事だと思う。

【その他メモ】

  • エクセルで学習計画のカレンダーを作成した。昔、工数・オーダ管理をするために作ったエクセルシートを転用して、各日の予定・実績が視覚化できる構造にしてみた。わりと良い出来だと思うが、しばらく使ってから改良も考えよう。
  • 上記に関連して、この2年間を1つのプロジェクトと捉えて、作業(勉強)を重ねていくと、なんだか、しっくりくる。これが、思考のクセだろうか。ついでに、家族に対して投資を訴えるためのプレゼン資料としても使える。

 

環境整備

受講開始後、早々にTrados2017を購入したものの、デフォルトのまま使っていたので、ちょっとだけカスタマイズした。

参考にしたもの:SDLから週に1回、送られてくるメルマガ(?)みたいなもの。

2018/1/8
Getting started: Customize your Studio software with apps from the SDL AppStore


1. Glossary Converter – quickly convert your terminology glossaries from a range of formats, such as Excel spreadsheets, into an SDL termbase (or vice versa) by simply dragging and dropping your files into the app’s interface.

2. Web Lookup! – run a web search within Studio on any source/target word or phrase by simply highlighting and right-clicking the text you want to look up.

(後略)


まず、Glossary Converterを試してみる。

  1. ”settings”で、デフォルトの出力ファイル(csvを選択)を設定==>保存
  2. 作成済のTermBaseのファイル(拡張子:*sdltb)を、デスクトップアイコン(上図)の上にドラッグ&ドロップ

おぉ!簡単に、CSVファイルができた!!複数の訳語設定も、「|」区切りでちゃんと反映されている(settingsで形式の変換は可能)。

これで、用語登録の作業がかなり効率化しそうだ。

【その他】

今更ながら、講座ビデオの全タイトルを、エクセルで表にした。トライアル関係のビデオを優先的に視聴して、いつ頃に初めての応募をするかを、講座受講の年間スケジュールと併せてそろそろ検討しよう。フルタイム勤務&育児のため、勉強時間が3~4hr/dayしか取れない。家事を短縮する方法についても検討しなくちゃ。

勉強しなかったというlog

昨日は、勉強が出来なかった。

理由)子どもの誕生日に係るモロモロに時間と体力を奪われたため。

動物園(水族館ではなかった)に行ったり、ごっこ遊びに付き合って大変疲れた。

熟睡するシロクマ

 

ただいま、朝の6時。勉強を諦めて睡眠を取ったおかけで、疲れは取れたかな。

今日はやるぞ!

インターフェースデザイン

特許の勉強の方(担体溶液について)は、ちょっと区切りがつきそうにないので、別方面の日報を。

昨日、管理人さんのブログでウェブデザイン講座?のご案内があった。

…面白そうだな、でも今は、特許翻訳講座で手一杯だなぁ。そもそも、その講座費用があれば辞書を買えるな。。。illustratorも持ってないしな。。。

と思いつつも、デザインをツールとして使う重要性について、ノートにメモ。併せて、書棚にあった『インタフェースデザインの心理学』を久しぶりに読む。

日頃の業務で実施する、フォーラム開催のポスター作成(イラストレーターで自作or業者への校正指示)やウェブサイトの更新、幹部のプレゼン資料の準備の際に、参考にするために買った本である。

改めて読み返すと、具体例が多くて良い本だと思う。このブログのデザインも、もう少し、どうにかしなくては。サーバを借りてから立ち上げまで、数時間しか掛けていない。

おもな内訳

  • コンビニで料金の払い込み:30分
  • ブログのタイトルを決める:15分
  • 使うテーマを決める:30分
  • トップの黄色い鳥を描いて、背景のいい感じの場所に配置する:1時間
  • 1個目の記事を書く:30分

トップの雪ダルマが似合わない季節になったら、取り掛かろう。

 

 

抽出

原文/訳文と、その文が意図している実際の操作・事象とを、関連付けて考えるには、実際の操作・事象について具体的なイメージを持ってたほうがいいだろう。そうしないと、誤った記述に対して、違和感を持ちにくい。

…という理由から、前々から気になっていた抽出について調べることにした。

翻訳の泉の第2回の例文1


(反応混合物を)水6 l中に注ぎ、250mlのヘキサンで2回抽出した


の抽出操作がよくわからない。

抽出(extraction)
物質移動操作/拡散操作(混合物の一成分を一つの相から他の相へと物質の移動に基づいて分離する操作)の1つ。抽出は溶解度の差異による分離であるが、液-液抽出では2相の密度差も重要であって、密度差がなければ、相平衡が成立したのち、2相を機械的に分けることができない。(化学工学概論,丸善株式会社)

上記の例文の場合は、液-液抽出であって、『2回抽出した』のだから、単抽出ではなく多回抽出に該当する。

多回抽出
1回だけの抽出で分離が不十分なときに、抽残液に溶媒を加えて抽出を行ったあとで抽出液と抽残液に分ける。この操作を逐次繰り返す操作が多回抽出であって、抽残液中の溶質濃度が希望する値以下になるまで繰り返される。(化学工学概論,丸善株式会社)

また、ヘキサンが溶媒、反応混合物入りの水6Lが試料だろう。

〇有機化合物の分離の原理について復習(http://www.geocities.jp/don_guri131/yukibutunobunnri.html

多くの有機化合物は水に溶けにくく、有機溶媒に溶けやすい。そこで、有機化合物をエーテルやヘキサンなどの有機溶媒に溶かしておく。そこへ、酸、塩基の水溶液順次加え振り混ると、特定の成分だけが中和され、塩の形となり、有機溶媒層から水層へと転溶する(塩は有機溶媒に溶けず、水によく溶ける)ので、分離が可能となる。このように特定の成分だけを分離する方法を抽出という。抽出には分液漏斗という器具が使われる。

(総合化学図説, 第一学習社)

〇ヘキサン抽出物試験についてメモ

水環境研究所ウェブサイト(http://www.kc-center.co.jp/suishitsu/column/n-hexane.html


その他、環境省のウェブサイトで見つけた水質試験の作業規定資料を読んだり、一般に使用される工業用の抽出装置の概略についてもノートを作成したことで、『抽出』を少し理解できた気がする。後日、蒸留やろ過といった基本操作についてもノートを作ろう。こういうものを一式作ったら、化学工業系の特許を読むときに便利だろう。

うん、今朝は勉強した気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

solution

年末にダウンロード&ノート化をした『翻訳の泉』を使って勉強中。

第2回の例文1


To a solution of 45 g of 3,4,5-trimethoxy-benzaldehyde in 1.2 L of IPA, there was added 125 g of nitropropane and 67.5 g of t-butyl-ammonium acetate and the reaction mixture was held at reflux for 16 h. This was poured into 6 L of H2O, and extracted with 2×250 mL of hexane.

(中略)

3,4,5 -トリメトキシベンズアルデヒド45gをIPA 1.2 lに溶かした溶液にニトロプロパン125gと酢酸t -ブチルアンモニウム67.5gを加え、反応混合物を16時間還流した。これを水6 l中に注ぎ、250mlのヘキサンで2回抽出した

自分でも訳してみたところ、冒頭のsolutionの訳で引っ掛かった。solution=溶液でいいのだろうか?

”1.2L(リットルで分量を表現する⇒液体)のIPAの中に、45gの3,4,5 -トリメトキシベンズアルデヒドが入ったsolution”ということはつまり、solutionには少なくともIPAと3,4,5 -トリメトキシベンズアルデヒドの2種類の材料が含まれているということである。2種類以上が混ざっていても『溶液』でいいのだろうか?『混合液』等の別の語はないだろうか?

結論から言えば、『溶液』で問題なかったが、調査の過程で岩波理化学辞典(第3版増補版)を引いたところ、以下のように記載されていた。英語表記が同一であることにびっくり。これは記憶に留めておこう。

溶液(solution)
溶体が液相にある場合、溶液という。固溶体をも含めていうこともある
溶体(solution)
均一相を作っている混合物をいい、相が液相の場合には溶液、固相の場合は固溶体、気相の場合には混合気体と呼ぶ。組成物質の量比が少なくともある範囲内で連続的に変わりうる点で化合物と異なる。巨視的に十分小さい範囲で連続的に変わりうる点で化合物と異なる。巨視的に十分小さい部分において、ある状態量(たとえば密度)がほかの状態量の特定の組合せ(たとえば、温度、圧力)の一定の値に対してただ1つに定まることが必要であって、個々の混合成分に対して問題の状態量の値を区別しなければならない場合には、それを溶体とみなすことはできない。
  また、IPA(イソプロピルアルコール)、ベンズアルデヒド、還流についても調査した。IPAは以前勤めていた会社の別部署(クリーンルームで仕事する系)がよく使っていた気がする。
 そして、リービッヒ管(還流冷却器の一種)は、高校の実験の時間に、2本割ったことを思い出した。。。

再スタート

オンライン特許翻訳の受講を開始してから早2ヶ月が経過した。

・・・しかし、受講を開始して2週間ほどでCVの提出こそしたものの、予想外のイベント(中古マンションの購入+引越し)のために、最低限の勉強しかできなかった(泣)。

でも、今日から仕切りなおし。ブログだって作ったしね。

さぁ、はじめよう。

【メモ】

・Xserverのキャンペーン(新規サーバーの契約or移設で、ずっと無料のドメインをプレゼントするもの、申請期限:2018年3月30日(金)18:00まで)を利用して、ドメインを取得した。

・デフォルトのブログのアドレスは”http://ketanotes.com/wp”だったが、ブログしか作らないので、末尾のwpが邪魔だった。以下のサイトを参考にして、URLを”http://ketanotes.com”に変更した。

「URLの/wpを消したい!」ワードプレスの表示URLだけ変える方法